賛否両論

in #japanese8 years ago

日米の文化の違いについて少しだけ語ろう。日本女性はおしっこをするときに、必ずといっていいほど水を流しその水が流れる間に用を足す。一方の米国ではそんなことはしないで用を足す。次に、マナーとして米国はげっぷをするとだらしないと思われるが、日本では、さほど気にしないのである。

この二つ以外にも文化の違いがあるだろうが、それを語るのには時間がかかるので、最も代表的な違いをあげさせてもらった。知り合いに、よくげっぷをする人がいる。それも、聞いていたら不愉快になるようなげっぷである。この人が米国に行くことは、まずないだろうが、もし、行ったとしたら米国の人はあきれて怒り出すかもしれない。

その知り合いは、地声が大きくて何度も同じことを話す癖がある。聞いていて、こちらが嫌になるくらいである。注意をすればすみませんというのだが、鳥頭なのか、3歩歩いただけで忘れるくらいの勢いで、また、同じことを繰り返す。

僕は、その人に対して何も言うことはない。ただ、こいつ馬鹿なのかと思うくらい嫌悪感を抱いてしまう。聞いてもいないことをべらべらと話して、ジャニーズに関して、うんちくを持っている。その点は、すごいなとおもうけれども、基本的には苦手である。

苦手意識を捨てなければならないけれど、そこまで僕は大人になりきっていないのが頭痛の種である。それでも、こちらが、大人にならなければならない。なので、出来るだけ当たり障りのないやり取りをしている。

それさえも苦痛になるときがある。それは、僕がうつの状態になった時である。何もする気がなくなり、倦怠感を覚えている状態で、地声が大きく同じ話を何度も聞く羽目になるのは、かなり消耗する。そういう状況で過ごすのは、とてもつらいものがある。

今の僕は、うつ状態で何をする気にもなれない。こうして、エッセイを書くのもつらい状況であるが、プロのエッセイストならどういう状況でも書かなければならない。だから、書いている。義務感ではないが、責任感で書いている。それでも、どんな状況においても、エッセイを書いていかなければならない。それも、面白いエッセイを書くことが重要になる。

このエッセイを読んでいただき、不愉快になるかもしれないが、面白いと思われる方もおられると思う。僕の持論では、面白いエッセイというのは、誰しもが満足するのが理想だけれども、実際は、賛否両論が起こると考えている。それでも構わない。いい顔をして、何の害もないエッセイを書くよりかは、こうして、思っていることを文字にして書いていきたい。これからも、この姿勢を変えずにいきたいと思う。

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