[歯科常識] 何故、歯はしびれるのでしょうか?

in #japanese6 years ago

今日は多くの方が疑問に思う 「何故、歯はしびれるのでしょうか?」 に対して話をしようと思います。

歯磨きをする時とまた冷たい水を飲むときに歯のしびれ感を感じる方は非常に多いです。

この投稿を読んでいる方々でも半分くらいは今日もしびれ感を感じたと思います。

歯がしびれる理由としては色んな理由がありますが、今日はその中から代表的な原因を何個か紹介しようと思います。


1. 歯肉退縮(gingival recession)による歯元の露出

口腔内にはいろんな理由で歯茎がどんどん下がってきます。老化の一つとしても考えられますが、最近管理を間違ったり、間違った歯磨き方による摩耗、傷、不適切な歯茎の形等が原因になります。

もちろん、人によって差は大きく健康に生まれたり、管理をしっかりしている方々は歯茎があまり下がらないでしょう。

ただ、大体の20~30代の若い時から歯茎が下がることを経験することになります。

歯茎が下がると、歯根が現れます。

歯の頭はエナメルという、比較的に硬い構造になっていますが、歯根を囲んでいるセメント質は比較的に弱い構造になってます。

セメント質は色んな理由で早くもなくなれされ、感覚を感じられる構造である象牙質が現れるようになります。

それで、歯根にお水が触れるとしびれます。最悪はお湯にもしびれる場合があります。


2. 歯茎部アブフラクション(cervical abfraction)

歯の噛む(biting)力、また歯ぎしりをする(grinding)力によって歯の首(cervical)部位にエナメルの微小破壊(micro-fracture)が発生します。

エナメルは薄いガラスを何枚かを重ねたような構造になっていて、絵で見られるようにとられる傾向があります。

こういう現象をアブフラクション(abfraction)といいます。この際に象牙質が現れ、歯の中にある神経がしびれ感を感じられるようになります。

位置上、主に歯の頬っぺた側(buccal・バッカル)、唇側(labial)のエナメルとセメント質の境目にある歯の首(cervical)部位から発生します。掘られた形が深い楔(wedge)の形です。


3. 歯茎部 歯摩耗(cervical abrasion)

歯磨きにより、歯の首(cervical) 部位が凹んで、象牙質が見られたケースです。

正確に言うと過度な歯磨きと歯磨き粉の成分の中、研磨剤により、歯が剥かれながら発生します。

アブフラクションと似たような位置で発生します。差があるといえば、アブフラクションは凹んだ形が楔のように狭く、深い凹む形であれば、歯摩耗によるものは広く薄い凹んだ歯になるということです。

歯茎部歯摩耗を予防するためには正しい方法の歯磨き方と研磨剤のない歯磨き分を使用すれば、役に立つと思います。


歯がしびれる理由を代表的なものだけ見てみました。

これらは必ず治療が必要だというより、老化や間違えた口腔内の習慣によるものが大幅です。時間がたてば、過敏な症状は過ごしずつ減るでしょう。

しかし、上の3つの要因によって、歯があまりにもしびれ、不便を感じる場合はどうすればいいのでしょうか?

  1. 通常的には時間が立てば、しびれる症状は過ごしずつ減ります。

  2. 市中に研磨剤は入っていない上、減感剤(desensitizer, 硝酸カリウムやフッ化第一スズ等)を含めた歯磨き粉が販売されています。こういう歯磨き粉を長期的に使用することで、部分的に役に立つ可能性あります。

  3. 凹んだ部位を充填する方法があります。主にグラスアイオノマー(Glass ionomer)やレジン(Resin)という材料を使用します。

  4. 最後の方法は歯髄の神経を除去する方法があります。普段、神経治療(endodontic treatment)とも言います。

この以外にも 虫歯、歯髄炎、歯牙破折、修復物の脱落、歯の亀裂、治療後の敏感症、歯周炎が歯茎にまで移れ、歯がしびれる場合もあります。これらは必ず、治療が必要な場合です。

この投稿を読んで、少しでも歯のしびれ感に対して理解していただければ、幸いですが、問題があるのであれば、ぜひ、歯科に内院してください。

疾患があり、しびれる場合は、軽い問題だと考えていた途端に、悪化する場合もあり得ますからね。


Grippo JO, Abfractions: a new classification of hard tissue lesions of teeth, J Esthet Dent, 1991, 3(1):14-9
Patricia A et al., Dentinal hypersensitivity: a review, J Contemporary Dent practice, 2005;6(2):1-10
Jacobsen PL et al., Clinical dentin hypersensitivity: understanding the causes and prescribing a treatment. J. Contemporary Dent Practice 2001;2(1):1-8.


[Mediteam 링크]



原作: @yourwisedentist [치과 상식] 왜 치아가 시릴까요?
(https://steemit.com/kr/@yourwisedentist/74ob6l)
翻訳: @sleepcat
※ 메디팀관련 일본어번역은 mediteam의 허락하에 번역되었습니다.
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