「ベストヒットソング」は14歳の時好きだった曲
英紙「デイリー・メール」の3日付け報道によると、英ダラム大学の研究者は18歳から82歳までのボランティア470人を集め、彼らに1950年から2015年までの111曲を評価させた。アンケートの項目には「これらの曲をよく知っているか、または好むか」や「これらの曲を聞いて昔あったことを思い出すか」などが含まれていた。その結果によると、ボランティアたちはいずれも青春時代に聞いた曲に思い入れがあり、特に14歳頃という人生の節目において、より「懐かしむ感情を爆発」させている。
研究者は、「青春時代とは往々にして人々が自己認識と価値観を形成する重要な時期である上、この人生の重大な転換期に音楽への理解を深めることも多いため、この時期に耳にした曲が特に深く記憶に刻まれる」としている。報道によると、この研究は認知症患者の介護にとって一定の意義を持つとしている。医療従事者は今後、「最もなじみの懐メロ」により、これらの患者の若い頃の記憶を呼び覚ますことで、疾病による焦りや異常行動を緩和することができる。これまでの研究によると、一部のアルツハイマー末期患者は好きな音楽に反応を示し、メロディを聞きながら歌ったり、手拍子をするという。
「爺青回(オレの青春カムバック)」の科学的根拠が見つかった?最新の科学研究によると、人は14歳頃に聞いた曲を往々にして「人生におけるベストヒットソング」に選ぶことが明らかになった。