交流会・パーティーの類がとにかく得意だが、一切出席したくない-友達が増えても、虚しさだけが積もる
僕は交流会やパーティーの類がめちゃくちゃ得意である。
初対面の人と打ち解けて、【ある程度仲良くなったという合意を得る】能力(これを僕は"第一コミュ力"と呼んでいる)が極めて高いので、何となく”友達”が増える。
だが、何となく友達が増えたところで何だというのか。SNSの友達欄に増える”友達”の99%は、もう2度と会うことはない。いずれ、誰だかも分からなくなってしまい、友達を解除してしまう。
そもそも、僕はランダムに出会う人間のほとんど全員の最初の印象が、【面白くない人間だな】である。
基本的に、交流会の場で会う人から面白い話が聞けることは非常に少ない。彼らはとにかく普通のことを話す、普通の人だ。
時折、本当に面白い人もいる。そういう人たちは、出会って最初の2分で、「ノンケなのにゲイバーで1年間働いていた」とか「事業に失敗して2000万の借金がある」とか、「東大を中退してから東大にもう一回入学した」とか、自分の特殊性をアピールしてくる。
こういう人とはすごく仲良くなれるし、再び会おうとも思う。仮にもう会わなくても、SNSで見た時にどんな人だったかを思い出すことができる。
こういう人の話を聞き、仲良くなるのには、意味がある。
一方、なぜかほとんどの人は「普通であること」を話そうとする。特殊性をアピールするのではなく、ごく普通の人間の、ごく普通の要素を話してくるのだ。
僕はそれに耐えられない。つまらない。SNSにこんな人とのつながりが増えても、嬉しくないばかりか、虚しさばかりが積もる。
そうだ。だから僕は交流会に行かなくなったんだ。
昨日、久しぶりにパーティーに出て、改めて思い出した。